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なんとか2ヶ月以内に、
その怪しいオーナーが経営するシェアハウスから退去することができ、
平穏な日々を過ごすも束の間、
退去して2ヶ月程経った時だったかな?
僕に知らない電話番号から電話がかかって来る。
ここから悪夢の始まり、、
いきなり借金持ち
「200万円ほどまだ未払いになっております」
クレジットカード会社からの電話だった。
いきなり借金持ちになる僕。
頭の中でハテナマークが踊る。
記憶になさすぎる。
「全く記憶にないです。
人違いだと思うのですが、、、?」
と返すも、
「カキハナカズマさんですよね?
名古屋市東区◯◯◯の住所で、◯月◯日に受け取られましたよね?」
ここでピンと来る。
その住所は前僕が住んでいたシェアハウスで、
その日付は僕がシェアハウスを出た後、、、
完全にオーナーの仕業だ。。。
頭が真っ白になりながらも、
クレジットカード会社の人に必死に自分じゃないことを告げる。
また後日連絡入れますとのことでその電話を終える。
オーナーに怒りの電話
あの詐欺風俗クソオーナーの顔が思い浮かび、
はらわた煮え返る気持ちでオーナーに電話をかける。
「僕の名前でクレジットカードを偽装しましたね?」
と問い詰めるも、
「え?何のこと?」
としらばっくれまくる。
折り合い付かないので最終的に僕も怒り声で
「警察にすぐ連絡いれるわ!」
と言うと、
「大人を舐めるなよ!こっちには弁護士もヤクザもバックにいる。やれるもんならやってみろ!」
との返答。
話にならんと判断し電話を切る
警察へ通報
事件のあらまし、
住所からその人の名前、
電話番号まで伝えるも、
悲しい結末。
「その場合、被害者はあなたではなく、クレジットカード会社なんですよね。。。なので、クレジットカード会社から通報が無い場合、警察は動けないんです。」
僕
「は?」
(ぽかーーーーーん)
衝撃!
クレジットカード会社に抗議の電話
というかクレジットカード会社から電話が僕にかかってきて、
「事実確認が取れました。
垣花様の利用では無いということで、今回の負担は弊社が全部持ちます。」
警察の言った通り、
全ての債務をクレジットカード会社が背負い、被害者はカード会社ということになる。
いきなり借金持ちになるかと思いきやそれは無くなって一安心ではあるが、腹の虫は治らない。
「犯人の住所も電話番号も名前も分かってるんで、どうにかして警察に被害届を出して、逮捕に協力してほしいです。」
という旨を伝えるも、
「通常クレジットカード会社には、そういう不正利用があった場合に対応するための予算もあらかじめ用意してあり、今回の額だと、その予算からの対処という形になります。。。」
僕「は?」
(またしても、ぽかーーーーーん)
そいつを野放しにしたら、また被害者が出るし、何度も何度も同じことされるよ!と。
そういった旨の話をするも、
相手は大きな会社の一社員。
マニュアルに沿った動きを取るだけ。
まあ当然の話。
僕がその社員でも、毎日何十件もあるだろう小さな事件の一つとしてカウントし、同じ対応を取ることでしょう。。。
しかもこのカード、
他社も合わせて合計3枚も作られていたのだ。
合計約600万円も使われたことになる。
強欲の壺かよ
完全犯罪のネタバラシ
200万程度の額ならクレジットカード会社はそういう対応をすると分かった上での、不正利用。
そして何故僕のクレジットカードがこうも簡単に作られたかと言うと、
シェアハウスに住むに当たって
身分証コピーの提出をオーナーに言われて、
田舎っぺ丸出し沖縄生まれナンクルナイサー育ちの22歳若造はまんまと免許証のコピーを提出していたのでした。
アホ丸出し。
つまり
今回の犯行の手順
1.シェアハウスを運営することによって、安い家賃に釣られる若造を囲い込む
2.若造が住民票をそこに移し郵便物がそこに届くようになってすぐ退去を言い渡す
3.提出された身分証のコピーを用いてクレジットカードを作り、本人が退去した後に家で受け取る
4.そのカードで買い物しまくる
5.被害者はクレジットカード会社ということになるも、200万程度の額だとカード会社からの訴訟は無い
6.被害を受けた若造(僕)は警察に言おうがカード会社に言おうが誰にも取り合ってもらえない。
僕に残された後遺症(実害)
僕はこの事件以降、
クレジットカードの審査に通らなくなりました。
なんとかその前に作っていたJCBのクレジットカードを、唯一のカードとして握りしめて今も生きています。
(海外旅行中らビザorマスターしか使えない店ばかりなので何度「チクショー」と思ったか)
借金持ちにはならずにすんだけど、
クレジットカード会社各位からの信頼はゼロに。
いやこれしっかり被害者やん、
警察なんとかしてくれよ。
と思いつつも、
クレジットカード会社がカード審査を落とした時に、審査理由を開示しないようになっているため、
証拠がないまま、
手も足も出ない。
今回の事件の反省
この世にある全ての詐欺は、
ハッキリ言って被害者(つまり今回で言うと自分)の方に半分以上の責任があると
つまり自己責任だと僕は考えています。
まず人を簡単に信じすぎたという点。
(でもそこは今もあまり変わってないような、、)
【家賃1.5万で高級マンションの一室】
いや怪しめよ、昔の自分。笑
警戒心の強い今の嫁さんが横にいてくれたなら絶対止めてくれただろうなーなんて思います。
兎にも角にも、
今現在もどこかで誰かがシェアハウスを探していることでしょうから、
この記事が一つのストッパーになってくれたら、なんて思います。
【免許証のコピーさえあればクレジットカードは捏造される】
これを頭に入れて、
明日からもポジティブに生きていきましょう!笑
そしてもし万が一クレジットカード会社の方がこの記事を見て下さいましたら、
1日でも早く僕がビザかマスターのカードを作れるように、
復旧の方よろしくお願い致します。笑
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