佐久島に移住して劇的に変わった10のこと【持病が治った話】

はじめに

佐久島に移住して早2年が経ち、

環境も心境もやってることも全てが様変わりしていったこの2年間を振り返り、

特に”島暮らし”がどんな影響を人生に及ぼしたかについて、

思い出しながら綴ってみようと思います。

佐久島に移住して劇的に変わった10のこと

 

早寝早起きになる

佐久島で暮らす人たちの生活は、かなり早朝から始まります。

朝3〜4時台には起きて4〜5時台には畑や漁に出るなんて方もよく居ます。

なので必然的に島の行事(または行事の準備や神社の清掃活動など)も朝7時〜8時ぐらいから行われることも多々。

それに合わせて起床する癖がつくと自然と早寝早起きになります。

具体的には、

名古屋で暮らしてた時は25時就寝9時起床が平均だったのが、

 

今は23時就寝7時起床が平均になり、

2時間前倒しの生活リズムとなりました。

規則正しい生活になる

これは先述の早寝早起きとは似て非なるもので、

名古屋にいた時の生活だと、

毎日決まった時間に寝て決まった時間に起きようとした時に、

壁が多いように思います。

急に入る仕事だったり、飲み会だったり、

2軒目3軒目のお誘いだったり、

そういったものが全くないのが島暮らし。

(フェリー最終便が18時20分なので、夜に誘われても100%行けない。)

これによって毎日決まった時間に決まった行動が取りやすく、規則正しい生活リズムを作りやすくなりました。

外食しなくなる

理由❶島で夜空いてる店がほとんど無い。

(予約したら食べれる店はあります)

なので、名古屋で暮らしてた時にやってたような、

『よし、今晩はどこか食べ行くか』

というようなアクションは0になり、

自炊するしか選択肢がなくなるのでした。

理由❷島民からの頂きものが多い

ありがたいことに島の方から食材(野菜や海産物)を頂くことが多いので、せっかく頂いたし今日はこれ食べようあれ食べようとなり、外食という選択肢が自然になくなっていきました。

コンビニで余計なもの買わなくなる

というか、島にコンビニが無い。

信号を見なくなる

というか、島に信号が無い。

お金を使わなくなる(=お金が貯まる)

理由❶半自給自足の暮らし

佐久島で暮らしている人のほとんどは自家農園を持ち野菜を育てているので、食費が大幅に浮きます。

(野菜の値段が高騰している時期にも安定して野菜が食べられます)

理由❷島では財布を持ち歩くことがない

ないですね〜、

これは本当にないです。

スーパーとかコンビニもないので、

財布を持ち歩くクセがないです。

たまに島の方がやってる飲食店に遊びに行く時だけ、小銭をポケットに突っ込んでいくぐらいでしょうか。笑

島から出て仕事や遊びにいく際は財布を持って出かけますが、それも1ヶ月の中で5.6日程度。

あとの25日間は一円も使わずに暮らしています。

ほんとこれ、ストレスないですよ〜

理由❸家賃が安い

佐久島の家は不動産会社を通して借りるのではなく、だいたい人づてに紹介してもらい、口約束で借りることがほとんどで、

僕らが今住んでる家は築50年を超えてこそいるものの、元々民宿だった場所で、全部で10部屋あり、キッチンやお風呂もかなり広めです。

そんな好物件にも関わらず家賃はなんと約1万円!

名古屋にいた時は家賃10万円のマンションだったので、月に9万、年間に108万浮いて全部貯金に回してるわけです。

すげぇー!


 

理由❹誘惑がない

日々の行動の選択肢に”外食”と”コンビニ”がない場合、極端に支出が減ることに気づきました。

今でも仕事の都合で週に一回は名古屋に行くのですが、

その度に大量の飲食店とコンビニが目に入り、

何件も何十件も目に入り続けると、

なんだかコンビニに入りたくなったり、

ラーメンの看板見すぎてラーメンが無性に食べたくなったり、、、

島暮らし中は全く食べたくならない、行きたくならないような場所でも、

なんだか自然と足がむかってしまうことに気づき、

看板や広告、毎日目にすることになるCMなどの威力ってすさまじいものがあると、改めて実感しました。

都市には、気づかぬうちに財布の紐が緩むキッカケや誘惑が溢れていることに気づかされました。

 

 

 

天気予報をやたら確認するようになる

理由❶船に影響

風が強いと船は出ないので、もしどうしてもの予定(結婚式や仕事関係など)がある場合、前日から船に乗って本土に渡っておかないといけない時もあります。

 

理由❷商売に影響

島での暮らしは、都会での暮らしに比べて格段に天気の影響を受けます。

例えば雨だと、佐久島に訪れる観光客は98%減になるので、お店を閉めて買い出しの出かけたり、貝殻アクセサリーを作成する日に当てたりします。

理由❸畑に影響

風が強い予報が出れば、

野菜たちを支柱に紐で結んだり、

雨が一週間なさそうな時は毎日水やりをしたり、

土を耕す日は、しとしと雨が降った次の日にしよう(土が柔らかくなっているので)

などなど。

畑は天気とともに流動的にスケジュールを立てます。

 

普段お喋りする相手の平均年齢が名古屋に住んでた時に比べ50歳ぐらい上がる

佐久島に住む方の平均年齢は60代後半らしいので、自ずと毎日お話する方や、行事に参加した時にお会いする方々もそのぐらいの年齢が平均になります。

自分の2倍か3倍生きてる人達の話が面白く無いワケがなく、

知らない知恵や知識、自然のこと、

聞いたことないような用語、漁師言葉(例えば風を方角によって”マゼ”や”コチ”などと呼ぶ)

とにかくたくさん教えていただくことが出来、学びが多いです。

 

夫婦で喧嘩が少なくなる

これは僕の心境の変化によるものが大きいのですが、

名古屋にいる時、特に起業してからの2年間は仕事仕事仕事、夜も誰かしらとの飲み会飲み会飲み会で夜全然帰ってこれなくて、

多少なり衝突もありましたが、

佐久島に移住してからは、

逆に時間が有り余ってる生活。

心のゆとりを持った生活ができ、喧嘩や衝突は圧倒的に少なくなりました。

めちゃくちゃ健康になる(鼻炎、花粉症、口内炎が治る!)

 

これが一番大きい変化ですね!

今まで、

鼻炎、花粉症、口内炎がとにかくひどい人生を送ってきました。

口内炎なんてめっちゃ長引くタイプだったので、

1ヶ月のうち10日間は口内炎といっても過言ではないペースで患ってたし、

鼻炎も年がら年中ティッシュとお友達でした。(冬なんて特にひどかった)

この二つがなくなった原因は完全に食生活だと思います。

新鮮な野菜や魚を食べる、

というプラス要素もそうですが、

外食や飲み会が減った

これが一番な要因だと体感しています。

それを知ったからと言っても、都会で暮らす際に外食や飲み会を0にして全て手料理にしようと思ったらよっぽど根気が必要だと思います。

しかし前述の【外食しなくなる】の項目のように、外食という選択肢が皆無な環境が島にはある上に、

次々に採れるorもらえる野菜たちを、

「腐る前に食べなきゃ!」と

もしゃもしゃ野菜を食べる日々。笑

健康にならないわけがない。

有難い話です。

まとめ

僕にとって一番大きかったことはやっぱり持病の鼻炎と口内炎が治ったこと。

花粉症に悩まされない春が来るなんて僕は思いもしてませんでした。

食生活もそうですが、心のストレスが大幅に減ったことも、健康に大きく影響したのではないかと思います。

家族との時間が多く取れて、

生活費が全然かからない分将来の貯金もしっかりできて、

心も身体も健康になる、島暮らし。

島での一日のスケジュールはこんな感じ

(夫婦の時。子供が生まれて少しスケジュールが変わったのでいずれまた綴ります)

https://tabi.work/2018/03/26/島暮らしの1日のスケジュールこんな感じ/

もっと多くの方が、移住してくれたらな〜と思いつつ、

今後も佐久島の魅力を発信していこうと思います。

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