目次
スーパービーバーを知ったキッカケ
はじめに
スーパービーバーにハマったのは4年前のちょうど今頃。2014年の秋頃。
福岡の、バンド時代のライバル的存在であり今は起業仲間である親友が教えてくれたのがこのスーパービーバーというバンド。
歌詞も良い
メロディも良い
とにかくライブが最高
そしてテンポの速い、疾走感のある曲が多いところが僕のツボど真ん中でした。
ロックバンドではなくポップミュージック
本人たちは
【レペゼンジャパニーズポップミュージック】
を掲げていて、
“ロックバンド”だと名乗らず、
“ポップミュージック”だと名乗っています。
伝わる歌詞と音楽を意識していて、
伝える場である【ライブ】に命をかけているバンドです。
なので是非、
ライブに足を運んでみてください。
スーパービーバーの歴史
今年で結成14年になるスーパービーバー。
本人たちも
「山あり谷あり紆余曲折、そんな言葉では言い表せないほど、いろいろありました」
と語る、
そんな歴史を掻い摘んで書くのは困難ですが、
彼らは20代初めにすぐ売れて、
鳴り物入りでメジャーデビュー。
ナルトの主題歌も歌ったり、
バンドとしては最高の滑り出しを切ったのですが、、、
メジャーレーベルと上手くいかず、
自分たちのやりたい音楽と方向性が合わず、
メンバー間もバラバラに、
解散ギリギリ手前で、
ボーカルの渋谷がスタジオで倒れてしまい、
それをキッカケに、再起。
メンバー間でもう一度話し合い、
やりたい音楽性を貫くという意思を示し、
メジャーレーベルから解雇。
インディーズから
4人だけで再スタート。
一人、また一人と仲間、
そしてファンが増え、
今年の4月末に、
初の武道館ワンマンライブに辿り着いたのでした。
その道のり14年。
一人もメンバーチェンジを行わず、
全ての苦楽を共にして来た4人だからこその一体感と説得力が、ライブから伝わってきます。
絶対抑えておきたい曲ベスト5
そんなスーパービーバーの曲の中で、
個人的に好きな曲も含め、
夏フェスやライブの定番曲をリスト化してみました。
この曲たちを抑えておけば、
夏フェスやライブでスーパービーバーを楽しめる!
それではいってみましょう
らしさ
ーーーーーーーーーー
個性を出さなきゃいけない そういう流行の無個性で
悟ったように 一歩引いた 匿名希望の傍観者
ちょっと待ってよ 星空は 変わらずあの日と同じだよ
理解されずとも宝物は 今でも宝物のはずでしょう
ーーーーーーーーーー
夏フェスでの出現率は、
この後紹介する他の曲に比べると高い方ではないのにも関わらず、
一番最初にこの曲を紹介したかったのは、
スーパービーバーの曲の中で一番
“分かりやすい曲”だと思っているからです。
初めてスーパービーバーの曲を聴くって人はこの曲が入り口で全然OKだと思います。
是非、歌詞も読みながら聴いてみてください。
個人的に”らしさ”のミュージックビデオは、
メンバーが一番カッコよく映ってるMVだと思っています。笑
美しい日
ーーーーーーーーーー
もしかして幸せは 訪れるものでも 待っているものでもなくて
今ここにあることに 気がつくものなんじゃないかな
誰かにとって「たかがそれくらい」の ありふれた歓びでも
嬉しいと思えたら 特別じゃない今日はもうきっと
美しい 美しい日なんだよなあ
ーーーーーーーーーー
手拍子から始まる曲なので、
夏フェスやワンマンライブでも、
1曲目に持ってくることが多い曲です。
スーパービーバーの伝えたいことも凝縮されており、
まず【美しい日】というタイトル自体が、
スーパービーバーらしい表現で、
楽しい日、素敵な日、特別な日、普通の日、
全部ひっくるめて【美しい日】
と歌っています。
ライブを何度も聴いているとメッセージの核の部分が分かってくるのですが、
つまりは今日だけが素晴らしい日なのではなく、
毎日【美しい日】であることに気付いていたいねと歌っています。
(んー、文章で綴るのは難しい。。。これは曲と共に、そしてライブで聴くのが一番、真っ直ぐ伝わり、真っ直ぐ受け取れると思います。)
1日の始まり、ライブの始まりにドンピシャな曲だと感じます。
秘密
ーーーーーーーーーー
好きなこと 好きな人
大切にしたいこだわり
胸を張って口にする人は、
とても楽しそうだよなぁ
ーーーーーーーーーー
この歌い出しが大好きです。
「秘密」というタイトルの意味は、
是非歌詞を全部読んでみてください。
コーラスも華やかなので、
ライブ映えの一曲。
必ずコールアンドレスポンスの発生する曲なので、要チェック!
ライブ・夏フェスのセトリに入ってる確率は今のところ100%に近いです。
ありがとう
ーーーーー
「あなたに会えてよかった」なんて
どうでもいいほど 当たり前でさ
だけどね 言わなきゃね 死んじゃうから僕らは
ーーーーー
武道館ライブでこの曲の前に
ボーカルが言っていた言葉が印象的で、
「ありがとうという言葉を、
あなたの大切な人に、
直接言って回ることはできないけど、
ありがとうという言葉を
“あなたを通して、あなたの大切な人に伝えること”ならできると思っています。」
と語り、歌い出しました。
この曲を聴くと、
周りの人に感謝の気持ちを伝えたくなります。
そしてこの曲は、
結婚式の二次会で、
大切な仲間たちが皆で歌ってくれた曲でもあります。
人生最後に聴きたくなる一曲。
人生のエンディングテーマは、
僕にとっては間違いなくこの曲です。
閃光
ーーーーーーーーーー
あっという間に終わってしまうよ
10代なんて20代だって
あっという間に終わってしまうよ
10年なんて20年だって
ーーーーーーーーーー
トップ5の中では一番新しい曲で、
最新アルバム”歓声前夜”に収録されています。
歓声前夜 (初回限定盤 2CD) [ SUPER BEAVER ]
|
閃光、というタイトルは、
閃光のように”あっという間に過ぎる年月”のことを指しています。
歌い出しの
「あっという間に終わってしまうよ」
をアカペラで二回繰り返すところは圧巻で、
この言葉にこの曲の言いたいことが凝縮されています。
あっという間に終わってしまうよ。
この曲たちも是非!
上の5曲は、僕の主観も交えつつ、初めてスーパービーバーを聴く人に是非最初に聴いてほしい5曲として、キャッチーさを主眼に選りすぐってみました。
ここから載せる5曲は、
上の5曲を気に入ってくれたら是非こちらも!
という曲で
ライブ出現率も高めでございます。
証明
ーーーーーーーーーー
大袈裟なことが無いと 実感出来ない僕らは何度
愛を 雑に扱って 壊して 一人と独りを履き違えた
大袈裟なことを言うと 結局あなたがいないと僕の全部
意味を持たないとわかった 言葉も 心も 存在も
あなたの目に映る顔を見て 僕の知らない僕を知った
ーーーーーーーーーー
最後に繰り返し歌う
「ないという証明」
のところは、
ライブで是非ご唱和ください。
証明という曲名。
何を証明しようとしているかというと、
「あなたは独りぼっちではないよ」という証明です。
人として
「人は騙す、人は隠す」
というこれまた衝撃な歌い出し。
歌詞が一番好きな曲はこれがNo.1かもしれません。。
これは一部を転記じゃもったいなすぎるので、
歌詞全てを貼っておきます↓
“愚直”
“真っ直ぐ”
と称されることの多いスーパービーバーの、真っ直ぐさがこの歌詞に全て表れてるような気がします。
27
「ロックスターは死んだ まだ僕は生きてる」
↑MVがないので、
こちらで我慢してください。笑
イントロのギターなんかは、僕の好みのど真ん中です。
これもインパクト大な歌い出しに、曲の開始から引き込まれていきます。
「許せることが増えた、譲れはしないけど」
という歌詞も、なぜだかグッときます。
メンバーが27歳になった時に出したアルバムの表題曲です。
27 [ SUPER BEAVER ]
|
361°
ーーーーーーーーーー
361°の位置 今そこに立っている
何一つわからなかった あの日とは違う
ほら始まりに戻ってきた その次の一歩目は
誰かの顔とか浮かんで一人ではないとわかって
再会と 今 始まりを
ーーーーーーーーーー
これこそ、
メジャーレーベルから解雇され、
インディーズから再起をはかるべく踏み出した”一歩目”を歌った歌。
361° [ SUPER BEAVER ]
|
360度くるりと回って、
進み出す361°目
再会と始まり、
必ず誰かの背中を押してくれる珠玉の一曲でございます。
東京流星群
(↑これは誰かがカバーしたやつ)
東京について歌われた歌と言えば、
田舎から上京してきた人たちの心情を歌ったものが多い印象ですが、
スーパービーバーは東京が地元のバンド。
ーーーーーーーーーー
僕にとっての故郷は 誰かの憧れ
誰かが鼻で笑ったのが 僕の宝だ
ーーーーーーーーーー
という、故郷という切り口で東京を歌っているのはとても珍しいことのように思います。
サビはそのまま
“東京流星群”と皆で合唱するので、
ライブでオーディエンスとの一体感が生まれやすい一曲でもあります。
他にも名曲が、、、(全部書きてえー!)
・歓びの明日に
・青い春
・うるさい
・ひなた
・ことば
・美しい世界
・シアワセ
・それでも世界が目を覚ますなら
・ラヴソング
etc…
スーパービーバーのメッセージ性
・”幸せ”や”個性”は探しに行くものではなくて、最初から個々にあるもの。気づくもの。
・自分の心に嘘をつかずに、正直に。
このあたりは重点的に歌われてるような気がします。
スーパービーバーの歴史を知ると同時に名曲を全部知りたい方は是非このDVDが一番おススメです。
★DVD/LIVE VIDEO 3 Tokai No Rakuda Special at 日本武道館/SUPER BEAVER/NOID-28
|
(ライブDVDと、ボーカルが書いた小説もついて3731円は音楽会に激震が走る安さです。ただのライブDVDではなく、14年の道筋を描いたドキュメンタリーのような仕様になっています。これ一枚でスーパービーバーの9割が分かると言っても過言ではありません)
CDもいいし、
MVもいいけど、
やっぱりライブなんです!
ライブで聴いた後に、
CDを聴くとまた、曲の個性が際立ち、一曲一曲に対する理解も深まります。
ちょっとまだライブDVD買うまでは、、悩む。
という方は是非こちらの記事で、
武道館ライブを体感して頂けたら幸いです。
“14年目のインディーズバンド”SUPER BEAVER、自らの音と信念を貫いて到達した初の日本武道館
スーパービーバーにハマる道筋として、
⑴この記事の最初にあげた5曲をYouTubeで聞いてみる。(最悪”らしさ”と”ありがとう”だけでも)
⑵気に入って頂けたら、次に挙げた5曲も聴いてみる。
⑶ライブDVDを買ってみる
⑷ライブに顔を出す
⑸過去の名曲たちも掘り下げてみる
これでバッチリ!
他にも大好きなバンドが、、、
僕が100バンド以上のライブを観てきた中で、
ライブが良かった(思わず泣いた)バンドは以下の5バンド。
スーパービーバー
サンボマスター
10-FEET
FUNKIST
THEラブ人間
共通してるのは曲前に語るMCが上手すぎるという点です。
いずれこの5バンドについても書きたいと思います。
まずは是非スーパービーバーの曲を聴いてみてください!
それではまた!
ごきげんよう。