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怪しい?都市伝説?ハンドキャリーという仕事
2016年の10月頃の話ですが、ずーーっとやってみたかった怪しい仕事をしてきました。通称『ハンドキャリー』仕事内容はずばり「荷物を持って海外に飛ぶ」です。うん、怪しい!笑
今回はメキシコに飛んできました。行ったことなかったのでテンション上がりました!今回は都市伝説急に怪しさ満点のハンドキャリーの業務内容について、実体験100%で詳しく書いてみようと思います。

この仕事を紹介されたキッカケ
元々、というか今も人材派遣の仕事をしているので、その関係で紹介してもらったのがこのハンドキャリー専門の会社。あまり求人雑誌に載ることもないと思うので、人伝いの紹介でしかたどりつけない職種かもしれません。
↑人材派遣の仕事を始めたきっかけの話はこちら
仕事内容
冒頭でざっくりと「荷物を持って飛ぶ」と書きましたが、もう少し詳しく紐解いて説明すると、、、
例えば国外にある工場で部品の発注ミスが起こり、納期ギリギリにそのことに気づき、その部品がないと工場のラインが止まり大損害に繋がってしまう。そんな時!普段だったら船の輸送でまとめて大量に仕入れることでコストを抑えてたけど、それだと時間がかかりすぎて納期に間に合わない!

ここでハンドキャリーの会社に依頼が発生します。そして登録しているメンバーに片っ端から連絡がいき、明日にでもすぐ飛べるスケジュール確保できるよ!という人が荷物を持って飛ぶ、そういう仕事でございます。
実際に経験した仕事スケジュール
前述の通りハンドキャリーは緊急事態だからこそ発生する仕事なので、依頼も急で、僕の場合も「明日から成田経由でメキシコ飛べませんか?」と連絡が来たのはフライト前日でした。どうしても一度経験してみたかったので、夫婦でやってる佐久島サクカフェaohanaは妻に任せ、参加を決めました。
↑サクカフェaohanaについてはこちら
運が良ければ荷物を運んだ先の国で3、4日滞在して、ホテル代も交通費も日当も頂きながら、その国で観光を楽しめる場合もあるみたいですが、
僕の時はメキシコでの滞在時間はなんと9時間程度でした。。前乗りしてるスタッフは運良く三日ほど滞在できたみたいで、メキシコ観光を楽しめたようでした。

僕と、一緒にフライトしたスタッフは、9時間滞在の間になんとかメキシコっぽいことしようと、到着して荷物を受け渡しするやいなや、メキシコっぽいタコスのお店で呑んで食べて、ホテルで3時間ほど仮眠を取り、すぐ出発しました。
14時間フライト2連発(往復)フライト中は、時間つぶしにルパン三世の映画を5作ぐらいとアメトーーク観て過ごしました。
気になる給料は
記憶が曖昧すぎてざっくりなのですが、、
1日目2万円
2日目1.5万円
3日目以降は1.3万円
ぐらいだったと記憶しています。ただ行き先や案件によって毎回条件や給料は変動します。

メリット
マイルが貯まる
給料以外にも、マイルが貯まるのでお得です。マイルのカードを持ってる方は必ず持参しましょう。
荷物の受け渡しまでが仕事でそれ以降は自由
つまり今回で言うと、メキシコの空港について荷物を受け渡すまでで仕事の依頼は完遂しており、その時点でプレッシャーから解放され、あとは何のノルマもなく安全に帰ってくるだけとなります。その間もきちんと日当は発生します。

移動時間に何しても給料は発生する
仕事のほとんどが移動時間なので、読書や映画観賞、ブログを書くのもアリですね。スマホやパソコンで仕事ができる人にとっては活用できる時間がたくさん発生します。
↑全ての体験を資産に変えることができるのが、ブログという仕事
交通費無料でいろんな国に行ける
行ったことのない国に、自分のお財布からお金を出さずに連れて行ってもらえるのですから、お得な気分になりますよね。滞在日程もしっかりあれば観光もできるわけですから、普通に旅行でいけば何十万もかかったかもしれない国に、給料を頂きながら行ける、旅好きや、いろんな国に行ってみたい人にとっては嬉しい仕事です。

ワクワクする
「明日インドに飛べる?」「明日からフランス行ってもらえない?」なんて連絡が急に来たら、少しワクワクしてしまいます。笑
デメリット
依頼が急な上に中止の可能性もあり
前日にしか仕事の依頼がこない上に、急に中止になる可能性もあります。例えば「今日のうちに愛知から東京に向かい成田空港近くに宿泊して、翌日早朝のフライトで飛んでください、3泊4日のスケジュールです」という指令があったとして、東京まで行って泊まったけれどフライト直前で中止を言い渡される、なんてことも起こり得る仕事です。(それは先にしっかり説明されます)

ただその場合にかかった実際の交通費や宿泊代、拘束時間に対する日当はちゃんと支給されます。しかしこの仕事のために後々のスケジュールや仕事の予定をキャンセルして臨んでいたら、その分損失ではあります。
シンプルに疲れる
それと普通に長時間フライトはかなり疲れます。場合によっては肉体労働の方が楽に感じるかもしれません。
ハンドキャリーの注意事項
取引先の業務内容にも関わってくるので、途中写真を撮ったり、関連会社の名前をブログに書いたりすることはNGのようです。僕はハンドキャリー体験後、テンション上がって仕事中の写真をフェイスブックに挙げて即注意を受け消しました。笑

「とある仕事でメキシコに来ました」ぐらいの投稿なら良いと思いますが、写真を載せたり会社名を載せたりはNGのようです。このブログ記事にも、会社名は全て伏せ、当時の写真も一切載せないように注意して書いています。
まとめ
仕事としては、大変さに対して給料が見合ってるかといえば、疑問な仕事ではあります。なんせ拘束時間は長く、責任も軽くはありません。常勤の人やベテランの人は常にスケジュールを気にし、毎日どこに宿泊になっても大丈夫なように宿泊グッズを持ち運んでいるようでした。

ただ僕みたいにスポットで入る枠で、旅行好きでいろんな国に行くのが好きな人にとっては、お得な要素も多分に含んでいる仕事とも言えます。究極の理想は、夫婦で案件を受け外国に飛び、もらえる日当で何日か観光をして、実質0円旅行を完遂することだったのですが、そう上手くことは運びませんでした。笑
以上がハンドキャリーの詳細レポートでした。一切怪しくない、しっかりと需要と供給がマッチした仕事だということはお分かり頂けたかと思います。今後もいろんな職業体験がしてみたいですね!
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