今回は、2020年9月16日に東京の虎ノ門に新たにできたホテル、「東京エディション虎ノ門」に宿泊してきました。
マリオットグループの中でも最高級グレードである「エディション(EDITION)」を冠するホテルは、日本初上陸となります。
そこまで高くないお部屋を予約したのですが、マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)会員のアンバサダー特典として、プレミアスイートに無料でアップグレードしていただきましたので、お部屋と各設備やアメニティなどをご紹介していきます。
- エディション虎ノ門へのアクセス方法
- ラウンジはあるの?
- プレミアスイートのお部屋紹介
- 各設備、アメニティなどを徹底解説
- 朝食について
- バーについて
目次
東京エディション虎ノ門へのアクセス方法
東京エディション虎ノ門は、複合施設である東京ワールドゲート内の「神谷町トラストタワー」の高層階、31階から36階に位置しています。
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」の改札を出て左に行くと、メインエントランスまで徒歩5分程度で着きます。
地下鉄連絡通路からそのまま屋内を通って行けるので、雨の日でも傘いらずなのは良いポイント。
ちなみに車で行かれる場合は、地下駐車場4,000円、バレーパーキングが5,000円で利用が可能です。
エディション虎ノ門にラウンジはある?
マリオットボンヴォイ会員はプラチナエリート以上だと、無料でラウンジが利用できる特典があります。
しかし、エディション虎ノ門にはそもそもラウンジがないので、残念ながらこの特典は利用することができません。
ですが、それ以上に魅力的な設備が整っているので、これからお部屋や各設備についてご紹介していきますね。
東京エディション虎ノ門のロビー
出典:東京エディション虎ノ門公式
到着したら、エレベーターで31階にあるロビーに向かいます。
エントランスに着くと、そこはまるで都会にあるオアシス…。
なんと、25種類500本以上の木があるとのことで、東京ではなかなか感じることのできない雰囲気に圧倒されます。
出典:東京エディション虎ノ門公式
また、流れているBGMもおしゃれです。
実はこのエディションというマリオット系列のブランドは、ニューヨークに1970年当時、伝説と呼ばれたクラブを経営していたイアン・シュレーガー氏監修のもの。
ロンドンにある『The London EDITON』のオープンが2013年なので、まだブランドが誕生してそこまで年月が経ってないですが、世界のセレブに愛されているんです。
2022年前半には、銀座に「東京エディション銀座」もオープン予定で、マリオットファンだけでなく、世界中から注目を浴びているそうですよ。
エディション虎ノ門の客室
エディション虎ノ門には、22室のスイートと、15の独創的な超高層ビルのプライベートテラス付きのお部屋を含む206の客室があります。
さらに、大きく分けて9種類の部屋があります。
プレミア(51㎡)
スタジオテラス(44㎡+テラス)
ロフトテラス(51〜61㎡+テラス)
スーペリアスイート(70㎡)
プレミアスイート(90㎡)
タワースイート(108㎡)
テラススイート(108㎡+テラス)
ペントハウス(144㎡)
今回は、上記赤文字部分のプレミアスイートに宿泊してきたので、写真を交えてお伝えしていきますね。
プレミアスイートの客室ルームツアー
僕は実は、東京に出張に行くことが多いので、今回でこのエディション虎ノ門に宿泊するのは4回目なのですが、何度泊まってもこのホテルはいいです!(笑)
僕の好きなホテルの一つですね。
お部屋は全体的に白を基調とし、所々に木を使った白と茶の色味が主で、シンプルモダンな造りになっています。
随所に「和」の温かみを感じることができ、日本美学である控えめな“美”を感じることができ、とても落ち着いた雰囲気になっています。
ウェルカムスイーツとして、抹茶の生チョコレートがリビングルームの机の上に置いてあります。
“THE 和”という感じですね。
(これがめちゃくちゃ美味しいんですよ^ ^)
リビングルームの各設備
白と茶色を基調としたシンプルな造りで洗練されているといった印象です。
僕は差し色を入れるのがあまり好きではないので、このぐらいの配色バランスが抜群に好きですね^^
お部屋中心にある四角い木目テーブル
こちらの机の上には、蘭の花がインテリアとして置かれています。
その周りには、白い椅子と3〜4人掛けの白いソファー。
このソファーがめちゃくちゃ好きなんですよね。。
白いソファーって、汚れるのでなかなかお家で置くことができないからこそ、とても貴重に感じます。
なので、子供に汚されてしまってはご迷惑になってしまうので、なかなか連れてこれないですよね^^;
横長の広々とした机
外の都会の眺望を見ながら仕事ができる、最高の環境がここにあります。
また、少しこだわりが見えるのがコンセント。
こちらは普段は見えないように、ワンタッチで開閉ができるプレート付きです。
美学を感じますね。
電源コンセント1つ、USB端子が2つ付いています。
テレビ
リビングにあるテレビは、木の格子の中心に掛けられており、和モダンな雰囲気を演出してくれています。
東京タワーの景色を見れる
部屋番号にもよりますが、今回僕が泊まった部屋は東京タワーが見える位置のお部屋でした。
ホテルは3方向に面して客室があり、皇居・国会議事堂・東京タワー・六本木ヒルズを四角形で結んだ真ん中に位置するのがエディション虎ノ門。
丸の内側のお部屋からは、皇居や国会議事堂、スカイツリーも見えます。
なので、東京タワーが見えない客室でも31階〜36階からの都心の眺望はどこから見ても素晴らしいものになります。
ちなみに、宿泊前にマリオットボンヴォイアプリのチャット機能から東京タワーの見えるお部屋をリクエストすれば、空きがあれば変更してもらうことは可能です。
ベッド
ベッドは185cm×205cmサイズのキングベッドが1台。
ベッドルームには大型のテレビもあるので、寝ながら映画鑑賞もできます。
ベッドには毛布があるのですが、家族4人で泊まった時にも妻と子供2人はベッドで寝て、僕がリビングルームにある3~4人掛けの大きなソファーで寝ることもできたりするので、何かと便利です。
子供の添い寝は12歳までOKで、大人2人+子供の分は無料で宿泊することができます。
バスルーム
お風呂もシンプルな空間で、1つ木目の椅子が置いてありとてもお洒落です。
シャンプー、コンディショナー、シャワージェルは、特注のフレグランスを使用したバスアメニティ「LE LABO(ル・ラボ)」のものになります。
とても良い香りで、プッシュ型で使いやすいです。
また、同ブランドのバスソルトまで置いてあります。
天井からのレインシャワーと取り外し可能なハンドシャワーの2種類があり、気になる水圧はかなり強めで◎。
温度調節もスムーズです。
バスローブ
お風呂から上がったら、ぜひこのバスローブを着てみてください。
イタリアの高級ホテルアメニティブランド「LA Bottega(ラ・ボッテガ)」の、EDITIONオリジナルバスローブです。
肌触りは高級ホテルの中でも随一を誇っていて、欲しいと思ったら16,000円で購入することが可能です。
実際、その快適さに惚れ込み、購入するゲストが多いそうですよ。
ルームウェア
また、寝間着として浴衣も置いてあります。
色は漆黒の黒で、海外から来たゲストにもとても喜ばれそうなデザインです。
まるで忍者を彷彿とさせるようなデザインは、エディション虎ノ門の和モダンな造りは外国の方々にもウケそうです。
今回は画像はご用意できませんでしたが、行かれた際はぜひ着てみてくださいね^^
クローゼット
クローゼットは、長い廊下に面したこちらにあるのですが、パッと見ここがクローゼットだって気付かないですよね。
壁と見せかけて収納。
こういった仕掛けがすごく好きです。
また、クローゼット内に置いてある傘は5,000円で販売しています。
エディションロゴが入っていて、高級感があるので欲しくなりますね。
この傘はゲストが1回でも使用したら交換するそうです。
すごい配慮ですよね。
このタイプのクローゼットが2つあります。
ミニバー
ソフトドリンク、ジュース、ワイン、シャンパン、ビールなどの有料の飲み物は冷蔵庫に。
ミネラルウォーター、お茶(煎茶とほうじ茶)、ティーバッグ、カプセルコーヒーなどの無料のドリンクがあります。
日本酒や東京の地ビール、梅酒など、こちらも外国の方が好きそうなラインナップ。
ミネラルウォーターはペットボトルタイプではなく、エディションの名前入りの紙パックです。
エディションでは、サスティナビリティーを掲げており、さまざまなアイテムをプラスチックフリーにするなど、環境保護に力を入れています。
こういった取り組みも、世界から愛される証拠なのでしょうね。
また、引き出しにはお菓子が入っています。
ありが豆、こんにちはNIPPONなどの国産のお菓子や、ハリボーやスニッカーズなどのお菓子もありバラエティーに富んでいます。
ちなみに以前、僕の営業会社のスタッフと宿泊した際、「これ全部無料で飲めるんだすげー!」と有料のお酒もバンバン飲んで後で請求されるという珍事件もありました(笑)
トイレ
トイレは2つあり、ベッドルーム奥に1つと入り口の近くにもあります。
子供達を先にベッドで寝かせ、リビングで妻とお酒を飲んでいる時なんかは起こすこともなくトイレに行けるので便利ですよね。
ただ、トイレに鍵がないのは残念です(笑)
子供達に開けられてしまうので^^;
化粧台
ボウルが2つある化粧台は、シンプルで洗練されたデザイン。
広々としていてとても使いやすく、すごく好きな部分です。
アメニティ
化粧台のすぐ下には、タオル類、アメニティー類が綺麗に並べられています。
それぞれ紙製の袋で包装されており、歯ブラシ、櫛、ブラシと全て木製で出来ていました。
また、ルームキーも実は木製。
徹底してプラスチックの使用を抑えており、環境への配慮が感じられますね。
また、大抵のホテルは化粧台の上にアメニティーが置かれていることがほとんどですが、やはりシンプルモダンな見た目を崩さないようにスッキリとさせているのでしょうね。
ちなみに、ここにあるドライヤーは、「Holistic Cure(ホリスティック・キュア)」。
ヘアケアに特化しており、ハリコシアップ・しっとり感アップなど女性に嬉しい機能がいくつも付いています。
エディション虎ノ門の朝食
朝食は、ロビー階31階にある「THE BLUE ROOM」さんで頂きました。
こちらでは、ランチやディナー、週末ブランチも楽しむことができます。
また、マリオットボンヴォイのメンバーであれば、12歳以下は朝食無料になります。
マリオットのアカウントは作成は無料ですので、宿泊される際は必ずアカウントを作成して予約しましょう。
一つ注意点として、マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上は特典として無料朝食が付きますが、エディション虎ノ門は対象外となっています。
レストラン割引も対象外になるので、朝食プランで予約することをおすすめします。
ルームサービス
また、小さなお子様がいるご家庭の場合は、客室テレビのメニュー「ルームサービス」からお部屋で朝食を取ることも可能です。
6時~11時までは朝食があり、24時間いつでも頼めるオールデイメニューも豊富なので、お腹が空いたらすぐに注文が可能です。
朝食はアラカルトメニューの他に、メインの和食と洋食のセットメニューが2種類用意されています。
生搾りのオレンジやグレープフルーツジュース、サーモンやハムのエッグベネディクトなどが楽しめます。
僕個人のおすすめとしては洋食ですね^ ^
ちなみに、予約すれば東京タワーが見える窓際の席に座れるので、ぜひ事前に予約しておきましょう。
エディション虎ノ門のバー
出典:東京エディション虎ノ門公式エディション虎ノ門には、東京湾と東京タワーを一望できる「LOBBY BAR」があります。
オーダーメイドのカクテルと共に、東京の夜景を楽しむことができるので、行かれる際は一番人気の東京タワー側のテーブル席を早めに予約しておきましょう。
最高に落ち着いた大人の空間を楽しむことができますよ。
エディション虎ノ門は何ポイントで泊まれる?
今回ご紹介したエディション虎ノ門は、30を超えるマリオット系列のブランドの中でも、「ラグジュアリー」と呼ばれる最高級グレードに位置付けられています。
他に、ラグジュアリー部門に属するブランドが、
- ザ・リッツ・カールトン
- セントレジス
- ラグジュアリーコレクション
- Wホテル
- JWマリオット
といった、1泊5万円以上はする高級ホテルになります。
マリオット系列のホテルの無料宿泊に必要なポイント数はカテゴリーごとに分けられ、毎年変更されています。
カテゴリーは1〜8まであり、エディション虎ノ門はその中で最高位であるカテゴリー8に属しています。
それぞれのカテゴリー毎の無料宿泊に必要なポイント数は以下になります。
【無料宿泊に必要なポイント数】
カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
東京エディション虎ノ門への宿泊は、最低70,000ポイント、最大で100,000ポイント必要になります。
余談ですが、最高位のカテゴリー8に属するホテルは日本国内に、
- ザ・リッツ・カールトン沖縄
- イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
- ザ・プリンスギャラリー ラグジュアリーコレクションホテル東京紀尾井町
- ザ・リッツ・カールトン京都
- ザ・リッツ・カールトン東京
- 東京エディション虎ノ門
の7つあるんです。
2022年に銀座にできるエディションも、新たにこのカテゴリー8に仲間入りすることになりますね^^
マリオットボンヴォイの特典がすごすぎる…
今回、僕は家族4人(大人2人、12歳以下の子供2人)で2泊で10万円ちょっとお支払いして、プレミアスイートに宿泊しました。
本来であれば、1泊10万円以上するところを、マリオットアンバサダーの特典として無料でアップグレードしてもらった訳なのですが…
とにかくお得感がやばいです^^;
(ちなみに、1名でも2名でも料金は同じです)
また、8000ポイント付与されるプランで予約し、通常ポイントで1万ポイントもさらに貰えるので、約2万ポイント弱が貰えました。
朝食付きのプランだったのですが、本来であれば朝食は1人1食5,000円ほど掛かるので、通常であれば2人分が2泊で2万円程度が朝食に掛かってきます。
- 10万円弱のお支払い
- 2万ポイント弱の付与
- 朝食が2万円分込み
ということを考えると、、
実質2人で2泊で6万円。
1泊だと、2人で3万円で泊まれる事になっているんです。
(1人あたり1泊朝食付きで15,000円)
マリオット系列最高グレードのホテルをこの値段で泊まれているって、めちゃくちゃお得ですよね。
マリオット系列に宿泊するなら絶対に作るべきカード
出典:アメリカン・エキスプレス公式
東京エディション虎ノ門に宿泊する際は、マリオットボンヴォイの会員になることは必須ですが、SPGアメックスカードも作ることをおすすめしています。
SPGアメックスカードに入会することで、特典としてマリオットボンヴォイの上級会員資格「ゴールドエリート」を無条件に獲得することができます。
ゴールドエリートになるには通常であれば年間25泊しなければならないので、旅行好きでホテルに宿泊することが多い人は作って損はないです。
今はコロナでキャンペーンも多く、3万円のホテルに泊まったら1万ポイントが付いたりとありえない事態になっているので、今のうちに作ることをおすすめします。
また、SPGアメックスカードは空室状況により、無料でのお部屋のアップグレードや、14時までのレイトチェックアウトなどの特典もあります。
まとめ
- エディション虎ノ門は日本初上陸となるエディションブランド
- 2022年初頭にはエディション銀座がオープン
- エディション虎ノ門に宿泊するならマリオットボンヴォイで
無料アカウント作成は必須 - SPGアメックスカードを作成し宿泊すればさらにお得